なぜ「転売ヤー」は儲からないのか?
(途中参加)
Q.個人だと稼いだ気になるので儲かっていないのに売った気になる
A.すべての利益を踏まえてどうなるか
Q.儲かった気になるから転売ヤーが減らない?
A.儲かっていない転売ヤーも多い。儲かっている人もいる。
例題:破格の安さでたたき売られるマスク
マスクは1枚10-50円くらい、50枚入り200円くらい。
マスクは破格の安さで売られている。
問い:ここからどんな学びが読み取れる?
価格は需要と供給で決まる。その為これまで価格が高いものでも外部環境の変化で急落する可能性がある。その反対で元々安かったものが高額で取引される可能性もある。そこにビジネスチャンスを見出した人が市場に参入しはじめる。
マスクは使い捨て→布マスクが普及しだしたので、使い捨てマスクの需要も減った。キッチンペーパーで代用する人もいた。いまは薬局だけにとどまらずコンビニでもマスクが手に入るようになった。
※年末は在庫を現金にかえたい人が多い。
マスクは今(年末)が一番安くなる。需給はコントロールできない。
だからトレンドを追いかけるより定番&安いものを安いときに仕入れる。
素人がやる転売は難しい。
在庫ビジネスは難しい。
儲けている人は情報商材で在庫を持たないようにする。
不動産も在庫、税金がかかる。
ワーク:コロナで行き場を失う高級食材
高級食材はこれまで高級料理店におろされていた、もしくはギフト市場
高級食材の行き場が失われた、高級食材を扱っている人たちは直販サイトに登録して売り始めた(これまでは卸を通さなければいけなかったが、新しいルートができた、直販できるようになった)
→生産者さんが直接お客さんの声が聞けるようになったのでうれしくなった、卸(中を通す人)がいなくなってきた。生産者と消費者が直接つながるようになったので卸も転売も苦しい。
高級食材は農林省が補助出して、配送無料にしているので、消費者はいま購入するのがいい。欲しい人は。
*野菜は去年と比べて4割安い。レタスなどの葉物がとくに安い。葉物の生育もよかった。だから今年は4割安い。
*卸ビジネスが縮小している。卸は転売と同じ。手数料ビジネスはさぞ儲かっていたが、ルールが変わったため卸は苦しくなっている。ハイリスクハイリターン。ビジネスで儲かるはローリスクローリターンはない。
*全員直で取引するのは大変なので全部が直でやり取りすることはない。だから卸がなくなることはない。
*農業とかの1次産業はJAがあった。
*なんでも一度に替えるのではなく、すこしずつ変えていくのがいい。
*ふるさと納税で高級食材を返礼品に採用している行政はかしこい!今年は高級食材の当たり年。
*これから運送屋、配送業者が儲かる。ウーバーイーツのようなギグワークがもうかる。既存の配送業者だけでまわすのは大変なので、ウーバーのような個人配送が広がる。(ギグワーク=1-3時間だけの労働者)
*リスク分散。一か所にまとめた方が効率がよい。ビジネスは何が起こるかわからないのでリスクヘッジをした方がよい。
スモールビジネスはたくさん儲けなくていい。正しいビジネスをしよう。
森山大郎さん。スマニュー→メルカリの人。
PM/PdM=製品責任者「プロダクトの成功に責任を持つ仕事」
製品のすべてに責任を持つ人のこと
PMはインターネットの時代に出てきた言葉
デスクトップも誰かが開発して、開発責任者の仕事がある。
②アフター:経営者がPMを兼務することがあった
③最近:専門職としてのPM
<メルカリ時代のPMの仕事>
①はじめはTOP画面パーソナライズ化されていなかった。森山さんが開いても口紅が表示される、というのを修正した。
②検索UIとアルゴリズム。
「キャンメイク」と検索したらレコメンドにキャンメイク製品が並ぶようにする。等
<日本のものづくりは世界で通用しないのか?>
・個人的には可能性がある
・日本は魅力的なものをつくる資質やDNAがある
・任天堂は6830万
・鬼滅の刃の海外の人も広告を見て楽しみにしている
・無印、経営者と現場の間にPMがいて監督がいる
・世界観(魂をこめる)つくりをする役割の人がいる
無印のコツコツする音、店内に流れる音楽、香り、全体の最適化をする人がいる
Q.企業側はどうやって優れたPMを見極められるか?
A.自分なりの仮説を自分の言葉で答えられるか、自分の言葉で論理的に言えるか、正解よりも意志を持っていえるか、自信を持って言える人が選考を通っていけるのでは。